三井不動産が埼玉県富士見市に計画している(仮称)ららぽーと富士見の起工式が25日、現地で開かれた。施設テーマを「人・モノ・文化が交差する新拠点~CROSSPARK~」とし、S造4階建て延べ約18万5000㎡のリージョナル型ショッピングセンターを建設する計画だ。設計・施工を安藤ハザマが担当し、2015年春の開業を目指す。
式典では、三井不動産の石神裕之常務執行役員商業施設本部長が鍬(くわ)入れ、安藤ハザマの野村俊明社長が鋤(すき)入れを行い、工事の安全を祈願した。
同施設は、店舗数が約300店、店舗面積は8万㎡を予定しており、話題性の高いファッション、雑貨、飲食、エンターテインメントなどの店舗が入居する予定だ。地域コミュニティー機能として、敷地内に約8800㎡の公園を整備し、地域と連携したイベントを開催できるスペースを設けるほか、周辺地域の雨水処理に対応可能な約6万2800m3の大容量の調整池も整備する。
駐車場棟はS造5階建てとし、約4600台を収容する計画だ。
建設地は、富士見市山室1-1259-1ほかの敷地15万2000㎡。敷地周辺には、富士見市役所や市民文化会館など公共施設が集積しているほか、国道254号富士見川越バイパスが通るため、多くの人や文化が行き交うエリアに発展することが期待されている。
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