2013/10/24

【自動運転】80㌔でハンドル操作 ネクスコ中日本が維持車両に適用

中日本高速道路会社は、自動運転走行技術を活用した運転操作支援システムを、日本自動車研究所と共同で開発し、高速道路維持管理車両のトンネル照明灯具清掃車に導入した=写真。同システムを搭載した維持管理車両は、国内で初めてとなる。
 既にテストコースでの走行試験を終え、試験用自動車として国土交通省の認定を受けている。今後、関係機関と調整の上、11月から実際の高速道路上で試験走行し、走行データの収集・評価検証を行う予定だ。

 同システムは、車体前後に設置したカメラが道路の白線を認識し、これに沿って走るよう車両が自動でハンドル操作を補助する。この技術をトンネル照明灯具清掃車に導入することで、時速80㎞で走行しながら安全で正確な照明設備の清掃ができるため、交通規制の短縮が期待されている。
 同社は、11月8日に伊勢湾岸自動車道みえ川越インターチェンジ(三重県川越町)で開発車両のデモンストレーションを行う予定だ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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