住友林業は、福島県川内村でコドモエナジー(大阪市)による蓄光タイル工場の建設工事を設計・施工一括で受注した。木造軸組み工法で、ロングスパン架構を実現する大林組の「オメガウッド」を採用。16日に着工し、2014年5月の完成を目指す。基本計画と構造設計に大林組が参画している。
被災地での非住宅建築物の受注、木造工場の設計施工受注は、ともに住友林業にとって初めて。新工場は2階建て延べ1367㎡で、内部は幅約18m、奥行き約34mの無柱大空間を実現した。事務室やエントランスホールなどの床には、105角の杉材を使用して木質感を演出している。
コドモエナジーが新工場で製造する蓄光タイル「ルナウェア」は、耐摩耗性や耐水性に優れ、半永久的に蓄光機能を持続できるのが特徴。電気の少ない町や村などの夜間照明など、さまざまな用途への活用が期待されている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
0 コメント :
コメントを投稿