2013/10/30

【デザイン】TOTOの「ネオレスト」便器と芸術家がコラボ

TOTOは、ウォシュレット一体型便器「ネオレスト」の発売20周年を記念し、11月4日まで開かれている国内最大級のデザインイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK」に出展。「ネオレスト」を素材に、トラフ建築設計事務所、橋田規子氏、野老(ところ)朝雄氏、ミヤケマイ氏とコラボレートした「NEOREST×4CREATORS」を展示している=写真。

 展示とともに全体監修・空間構成を担当したトラフ建築設計事務所の鈴野浩一氏は、空間構成のキーワードに「ラッピング」を挙げるとともに、「4人の展示を全部中に押し込まず、外からも見てもらって、いいなと感じたら中に入ってもらうような構成にした」と説明。
 また、「デザイナーからキーワード(展示テーマ)を挙げてもらい、そこから連想させる空間で全体を構成した」という。4氏が挙げたキーワードは、野老氏が「繋(つな)げる事」、ミヤケ氏が「見えないもの」、鈴野氏が「安心」、橋田氏が「象徴」。
 今回の展示に引き続き、11月9、10の両日に六本木ヒルズ大屋根プラザでも展示する計画だ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

Related Posts:

  • 【復興支援】鹿島/がれき処理通じ地域貢献  鹿島は、宮城県石巻市で行っている災害廃棄物処理事業を通じて、事業当初から地域経済復興支援や地元住民の就業支援、働きやすい職場環境づくりなどさまざまな活動を展開している。  地域経済復興支援の1つが、石巻観光協会と鹿島・清水建設・西松建設・佐藤工業・飛島建設・竹中土木・若築建設・橋本店・遠藤興業JVが共同で開催している定期市「ひばりのご縁市」。石巻観光協会に加盟する地元被災企業や事業者に販売の機会を提供するのが目的で、ことし4月からこれまで… Read More
  • 【太陽光】初物件が完成! 曲面対応の屋根一体型ソーラー 元旦ビューティ工業が販売する、曲面対応の新たな屋根一体型ソーラーシステムの初適用案件である『浜松信用金庫きらりタウン支店』(浜松市)が完成した=写真。同システムは、シート状の「アモルファスシリコン太陽電池」(三菱化学製)を使うことで曲面形状への追従が可能。表面を保護するためのガラスが不要なため、軽量化により躯体への負担軽減も図ることができる。  新たなシステムは、同社の屋根パネル「マッタラールーフ7型」とアモルファス太陽電池を融合させて曲面に… Read More
  • 【タイガーボード】25%軽量化に成功 吉野石膏の天井石こう板 (同社パンフレットから) 吉野石膏は、天井用化粧石こうボードを25%軽量化することに成功した。施工負担を軽減するとともに、天井下地の負荷を和らげることが狙い。直張り天井仕上げ材として、2日から販売する。  1坪当たりの重量は15・7㎏で、20.5㎞の従来品に比べて25%の軽量化を実現した。従来の石こうボードと異なるため、防耐火、遮音、耐力の認定構造や告示の構造、JIS規格を要求される場合には使用できないものの、施工作業の負担軽減に加え、天井… Read More
  • 【油圧ショベル】「壊れるまで動かしてみる」CATの耐久性検証法 キャタピラージャパンは、油圧ショベルの性能や耐久性などを検証する施設に、積極的に投資している。ショベルの開発センターとマザー工場である明石事業所(兵庫県明石市)に近い小野試験場(小野市)は1974年に運用を開始以降、拡張や設備の充実に取り組み、ことし12月には現在の2倍の広さとなる新整備棟が完成する。報道関係者に試験場を初めて公開した。  試験場は明石事業所から車で約1時間の山中にある。竹内紀行社長は、機密保持だけでなく、「壊れるまで動かし、… Read More
  • 【技術】水洗トイレメーカーが「無水トイレ」を開発中 LIXIL 『エコ・サニテーション』屎尿をバクテリアでコンポスト化する LIXILが無水トイレの研究開発に力を注いでいる。「水洗トイレのメーカーが水を使わないトイレを研究することに疑問を持たれることも多いが、グローバルの視点に立てば、ビジネス戦略として欠かせない切り口の1つ」と、同社総合研究所グローバル環境インフラ研究室の今井茂雄室長は明かす。ベトナムに引き続き、年内にはインドネシアでも実証実験がスタートする。 ◇新興国へ普及 世界の人口は2050年… Read More

0 コメント :

コメントを投稿