栃木県建設業協会青年経営者連合会(舘林貴之会長)は、社会貢献と建設業のPR活動を推進するため、工事現場に設置する募金付き自動販売機を使用した寄付活動を開始した。自動販売機で100円の飲料1本を購入すると、5円前後が栃木県の森林保護事業に募金される。10月から栃木建協の全支部への導入を開始しており、30台を目標に設置する予定だ。
募金付き自販機は、現場勤務者だけでなく、一般の人も購入できるよう現場の外に向けて設置。自販機には、売り上げの一部が県内の森林保護事業に寄付されることや、設置者が青年経営者連合会であることを明記したポップを貼り付け、一般にPRする。
飲料の値段は、通常より安い100円に設定して求めやすくするとともに、目標設置台数を各支部に割り当て、3カ月以上の工期のある会員企業の現場に、地元飲料会社の協力を得て設置していく。
集まった募金は、栃木県のふるさと納税「とちぎの元気な森づくり基金」に、年1回を目安に寄付する。1回目は2014年4月ごろ県庁に寄付を行う予定だ。
募金付自販機の設置は、舘林会長が同連合会社会貢献活動推進委員の委員長を務めた11年に立案した。12年6月に岩澤賢典委員長が就任し、企画を進め、ことし4月からの試験運用を経て実現にこぎ着けた。
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