「荒川航行アプリ」の画面 |
ナビゲーションマップは、2006年に作成した川の海図『河川航行情報図』を最新の情報に更新、国が管理する荒川だけでなく、都が管理する隅田川や江東内部河川の情報を新たに加えたもの。国や都、地元区などで構成する「東京低地河川活用推進協議会」での議論を経て作成された。
橋の桁下の高さや最寄りの公共交通機関へのアクセス情報などを提供するほか、防災船着場の位置など災害時の利用も想定した情報を盛り込んでいる点が特徴だ。
荒川航行アプリは、GPS(全地球測位システム)で船の位置を確認しながら、より安全に航行することができるようになるという。安全性や利便性にとどまらず、観光振興の観点からも幅広い活用が期待される。
河川管理者が河川を航行する船のための地図アプリを公開するのは全国初の試み。ナビゲーションマップと荒川航行アプリは荒川下流河川事務所のホームページからダウンロードできる。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
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