工事現場の路面を一時的に支える覆工板。現場に欠かせない製品だが、その歴史は古い。1960年代初頭までは木製が主流だったが、当時の住宅ブームで木材自体が不足し、覆工板としても割れが作業安全性に問題があるとして、鋼製に移り変わってきた。
主要製品の1つとして多くの現場で愛用されている新日鉄住金の鋼製覆工板『メトロデッキ』は、2014年で販売開始から50周年を迎えた。側面を鋼板でふさぐ構造への変更や、断続溶接から連続溶接への変更など改良を繰り返してきた。
同社によると、73年に首都圏と札幌市の地下鉄工事によって需要が急増、87年にはレインボーブリッジの架設桟橋を含む大型プロジェクトにも積極採用された。95年の道路橋示方書改訂では高耐荷重化にも対応し、安定的な供給に努めてきた。
現在は地下掘削工事の路面や仮設桟橋の床板だけでなく、復興工事、道路工事、再開発案件などに幅広く使われている。2月末には50周年を記念した感謝の会が開かれ、重仮設リース業など約40人が会場に集まった。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
主要製品の1つとして多くの現場で愛用されている新日鉄住金の鋼製覆工板『メトロデッキ』は、2014年で販売開始から50周年を迎えた。側面を鋼板でふさぐ構造への変更や、断続溶接から連続溶接への変更など改良を繰り返してきた。
同社によると、73年に首都圏と札幌市の地下鉄工事によって需要が急増、87年にはレインボーブリッジの架設桟橋を含む大型プロジェクトにも積極採用された。95年の道路橋示方書改訂では高耐荷重化にも対応し、安定的な供給に努めてきた。
現在は地下掘削工事の路面や仮設桟橋の床板だけでなく、復興工事、道路工事、再開発案件などに幅広く使われている。2月末には50周年を記念した感謝の会が開かれ、重仮設リース業など約40人が会場に集まった。
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