2016/06/16

【中部建築賞】8/1-31に作品募集 対象は中部圏で新築、改修、修復した建築物


 中部建築賞協議会(藤井良直会長)は、第48回中部建築賞の募集を開始する。募集期間は8月1日から31日まで。12月上旬に受賞作品を発表し、中旬に表彰式を行う。写真は第47回の入選作品「正願寺」

 応募対象は、2016年3月31日までに中部圏(愛知、三重、岐阜、静岡、福井、石川、富山、長野、滋賀の9県)で新築、改修、修復した建築物など。一般と住宅の2部門で、入賞と入選作をそれぞれ10点程度選定する。この他特別な評価を得た作品には特別賞を授与する。表彰対象は建築主、設計者、施工者の3者。
 応募方法は、所定の申込書に必要事項を明記し、添付図書と応募料(一般3万8000円、住宅1万5000円)を合わせて、各県の協議会加盟団体、または直接協会に提出する。添付図書はPDFファイル(20メガバイト以下)にし、CD-Rで提出する。
 募集要綱は、協議会ホームページからダウンロードできる。
 審査委員長に建築家の栗生明氏が新たに就任した。
 そのほかの委員は次のとおり(新は新任、敬称略)。
 ▽笠嶋淑恵(建築家)▽新・鈴木利明(同)▽陶器浩一(滋賀県立大環境科学部教授)▽秦正徳(富山大学長補佐)▽増澤信一郎(建築家)▽柳沢究(名城大理工学部准教授)▽新・山田貴明(建築家)。
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