日本建築家協会(JIA)近畿支部は、同会会員と建築系学生を対象にした国際アイデアコンペ「2016釜山国際建築大展」の参加者を募集している。応募登録を30日まで、電子メール(jia@bc.wakwak.com)で受け付ける。韓国建築家協会釜山建築家会(KIA釜山)や天津建築学会(ASC天津)との交流事業の一環として共同開催する。日本からの参加資格は、JIA正・準会員、建築設計業務に携わる建築士、建築系学校に通う学生。
今回のコンペのテーマは「物語が歴史になる(story・ Hi-story)」。都市の魅力を甦らせる建築物や場所、余剰空間を活用した建築的装置の提案や歴史性を最大化し、利用者が求める価値を生み出す建築的「場」の提案、都市の中で破壊されている地域性と歴史性の回復を目指した建築的提案などを求める。
大賞(1点)のほか、金賞(2点)、銀賞(5点)、銅賞(7点)、奨励賞(数点)を選出する。受賞者には副賞として「海外建築ツアー」の参加権が贈られる。
作品受付期限は7月7日。同20日に1次審査結果を発表する。その後、9月26日に2次審査結果を公表し、10月17日に受賞作品を決定する。
審査員は江副敏史氏(日建設計デザインフェロー)とK・BANG Chul-rin氏(韓国)、GU Zhihong氏(中国)が担当する。
申し込み・問い合わせはJIA近畿支部・電話06-6229-3371。
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