千葉県鉄筋業協同組合(池田愼二理事長)は、県立京葉工業高校で鉄筋組立講習会を開いた。
技能者の育成と技能継承を目的とする厚生労働省の「ものづくりマイスター制度」を活用し、実践的な専門教育の徹底を目的に開催しているもので、建設科の3年生約40人が2級鉄筋組立技能士試験の課題などを通じて鉄筋工事の知識と技術を学んだ。
開講式で關敏昭校長は「技術に裏付けされた知識は重く、信用も生まれるということを学び取ってほしい」とあいさつした。続いて池田理事長が「建物の安全・安心を支えるのが鉄筋工事業の仕事だ。鉄筋工事に携わり、一緒に仕事をしよう」と呼び掛けた。
生徒たちは、講義でRC建築の歴史を始め、映像で作業風景などを学んだ。この後、普段は現場の一線で活躍している1級鉄筋施工技能士らから直接指導を受けつつ、鉄筋の組み立てや結束の基礎、資格試験を想定した課題などをこなした。
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