日本国土開発は24日、東京都港区の本社前で「岩手県宮古市物産会(ミヤコマルシェ)」を開いた=写真。東日本大震災の復興支援の一環で、本社での開催は昨年に続き2回目。塩サイダーやあたりめ、干しいもなど宮古市や周辺地域の特産物約30種類を販売した。同社社員のほか、周辺企業の社員、近隣住民らが詰め掛ける盛況ぶりだった。
日本国土開発は、宮古市が復興計画の重点施策に掲げている「宮古市スマートコミュニティ事業」に参画しており、エネルギーの地産地消や産業支援を目的に太陽光発電事業などに取り組んでいる。その縁もあり、同社経営企画室の主導で2015年から物産会を始めた。田代晃一経営企画室企画部企画グループリーダーは「まだまだ復興が進んでいない部分もあるので、何かしらお手伝いをして被災地に貢献していきたい」とコメントしている。
物産会では、地域貢献を目的に地元の食材を生かした商品の開発などに取り組む「かけあしの会」(宮古市)が販売を担当した。今後は、9月に赤坂の一ツ木通り周辺で開かれる音楽イベント「SWING赤坂2016」での物産会開催も検討している。
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