成田国際空港会社(NAA)は、2020年東京五輪の開催に向けて、空港内のトイレを全面リニューアルする。トイレの場所や男性用・女性用の区別を知らせる「音声案内装置」、緊急事態の発生を光によって認識できる「フラッシュライト」のほか、L字手すりの設置などユニバーサルデザインを導入する。設計は設計事務所ゴンドラ(東京都文京区)と空間デザイン(大阪府吹田市)が担当。施工者は今後公募により募集する。投資総額は約50億円。
対象となるのは空港利用客が使用するトイレで、第1ターミナル69カ所、第2ターミナル66カ所、第3ターミナル13カ所の計148カ所。
工事の期間は、第2ターミナルが2016年冬ごろから18年9月まで、第一ターミナルと第3ターミナルが17年冬ごろから20年3月までを予定している。
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