2016/06/30

【北海道建協】『建設業の魅力と未来』を配布 現場見学会の意識調査などまとめ


 北海道建設業協会は、2015年度建設業現場見学会・現場実習報告書『建設業の魅力と未来』を5000部作成し、2800部を道内の高校と行政機関、建設関連団体に配布した。

 冊子は若年者入職促進のため毎年作成し、道内の高校や行政機関などに配布している。A4判41ページで、現場見学会などに参加した生徒・保護者・教論や総勢1339人の活動の様子、その際に行ったアンケート結果をグラフにするなど分かりやすく紹介している。
 意識調査は、高校生を対象としたもので、回収率は98.1%。在学する高校を選んだ理由は、「建設会社への就職」が42.7%と4割を超え、前回の10年度調査に比べ12.8ポイント増加した。
 「高校卒業後の進路」では、大学進学の回答のうち70.4%が建築・土木関係を目指し、就職希望も8割弱の生徒が建設業と回答した。
 建設業の仕事の印象については、「町の発展に役立つ産業」という回答が91.8%となった。建設業をどのように感じているかでは87.8%の生徒が「魅力がある」とし、好印象を抱いていることが分かった。
 このほか、「建設会社の知りたい情報」では、1位が給与体系、2位が仕事の内容、3位が勤務時間、4位が休日など。「興味ある業種」のアンケートでは1位が土木技術者、2位が建築技術者、3位が大工の順で続いている。
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