ヤマトホールディングスが東京都大田区に建設を進めている日本最大級の総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」が20日に竣工し、10月上旬に稼働する。設計・監理は日建設計、施工は鹿島が担当した。
規模はS造8階建て総延べ19万7697㎡。発着同時仕分け、24時間365日稼働の高付加価値機能とスピード配送を一体化させることでリードタイムの短縮や在庫の極小化を可能にし、荷物が流れる中で価値を付加する「止めない物流」を実現する。
羽田空港に隣接し、東京港や横浜港、JR貨物のコンテナターミナルなどが近隣にあり、首都高速とのアクセスも良いため、国内外を問わず陸海空の「マルチ輸送機能」の提供が可能となる。
太陽光発電、雨水再利用など最新の環境設備も導入。地域貢献ゾーンに「和の里パーク」を併設し、災害時の避難場所としても活用できる。
建設地は羽田旭町11-1の敷地9万8872㎡。
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