2013/09/14

【リニューアル】“見える化"された収納 大建工業の秋葉原ショールーム

14日にリニューアルオープンする大建工業の秋葉原ショールーム。展示は実際の暮らし方にまで踏み込んだ内容に一新される。「最近は予想以上に収納のニーズが高まり、見どころの一つとして専用コーナーを置いた」と、ショールームテクニカルアドバイザーの浅井幸孝さんは強調する。
 収納コーナーではキッチン、ダイニング、クローゼットなどの収納プランを紹介する中で、見せ方や整理の仕方などまで独自のアイデアを盛り込んだ。「あえてアクリルの棚をつくり、中の使い方を見せる」試みにも同社のこだわりがみえる。来場者を対象に、整理収納アドバイザー資格者によるセミナーも開催する予定だ。

 このほかペットとの共生空間、リフォームについての提案コーナーも新設した。東京都内にはTOTO、YKKAPとの「TDYコラボレーションショールーム」(新宿区)がある。秋葉原は「より専門的で体感できる」情報発信拠点に位置付ける。
 現在の来場者数は月平均370組。消費税増税の住宅駆け込み需要を背景に、600組までに引き上げたいと考えている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

Related Posts:

  • 【現場の逸品】厳選21の測量プログラム搭載! カシオ土木測量電卓 カシオ計算機が土木測量専業電卓『fx-FD10 Pro』を発売した。関数電卓開発で培ったノウハウを駆使し、測量に役立つ21種類ものプログラムを搭載。現場の過酷な作業環境でも安心して使えるように耐衝撃性能に加え、防水や防じん性能も高めた。  関数電卓は携帯性にすぐれ、測量の現場でもすぐに計算が可能なことから、土木分野では測量機器とともに活用されている。土地の図面情報を計算する際に役立つトラバース計算や、道路を施工する際のカーブの計算にすぐれた… Read More
  • 【BIM】照明設計は、もはや照度から輝度へ 解析ツール「ルミセプト」 照明設計は従来、机上面や床面が受ける照度(ルクス)を手がかりに行われてきた。近年では、床・壁からの反射光を含めて人間が感じる輝度(カンデラ)も重視されている。例えば机上はデスクライトで十分に照らし、部屋全体は間接照明などで必要最低限の明るさを確保するタスク・アンド・アンビエント照明のほか水平ルーバーや鏡面ダクトにより自然光を導入する場合などだ。ただ、輝度を把握するには、クロスや家具など多様な素材から反射してくる間接光の影響を考慮しなければな… Read More
  • 【現場の逸品】図面管理のタブレットアプリ「SPIDER PLUS」 申し込みはウェブで! レゴリス(東京都豊島区)の提供する図面管理・情報共有タブレットアプリ『SPIDER PLUS』(スパイダープラス)が専用ウェブサイトから申し込みできるようになった。これまではシステム導入が前提となり、同社は登録者を訪問して対応してきたが、申し込み件数の増加と全国からの問い合わせが増えていることから、ウェブ申し込みに切り替え、幅広くニーズを取り込む。  スパイダープラスは、大量の図面データをタブレットに取り込み、持ち歩くことが可能で、閲覧だ… Read More
  • 【熱中症ゼロへ】気象情報役立てて安全な現場を 日本気象協会 平均気温の上昇から、ことしの夏も猛暑の日々が続くことが予想されている。そうした中、建設作業で最も気をつけなければならないものの1つが「熱中症」だ。日本気象協会(東京都豊島区、繩野克彦会長)は2014年度も「熱中症ゼロへ」プロジェクトをスタートさせた。「知って」「気づいて」「アクション」の予防サイクルを周知することで、「熱中症で死亡する人をゼロにする」ことを目指す。また、局地的なゲリラ豪雨の降雨状況などをスマートフォン(スマホ)で確認できると… Read More
  • 【ひきドア】引き戸が開く! トイレに車いすと介助者のスペース確保 大建工業 「引き戸が開くという発想が原点だった」と、大建工業の山田佳弘住空間事業開発部リーダーは解説する。同社が販売を始めた『ひきドア』は引き戸と開き戸の要素を組み合わせ、従来サイズのトイレでも楽に車いすを通し、介助者のスペースまでも確保できる。  社内でアイデアを発表したのは2年前。考え方には称賛を得たが、本当に商品化できるかとの疑問も投げかけられた。試行錯誤の末、3連の引き戸が閉じた状態で外に開く機構に行き着いた。ドアが引かれた際、ワンタッチで開… Read More

0 コメント :

コメントを投稿