2013/09/08

【親子ツアー】かき氷も体験 土木学会が外環工事現場で開催

土木学会は、100周年記念事業の一環として、夏休み中の小学生と保護者を対象に東京外かく環状道路(千葉区間)の工事現場を見学する「夏休み!親子で学べる道づくり」ツアーを実施した。18組37人が参加し、普段は目にすることができない土木工事現場を体感。参加者からは「社会資本整備への関心・理解が深まった」との声が相次いだ。現場では、熱中症対策の「かき氷」も振る舞われた=写真。


親子現場見学ツアーでは、松戸市矢切工事区間を歩いて見学し=写真、トンネル内にメッセージを書いて記念撮影したほか、市川市国分工事区ではコンクリートのミニチュア作り、高所作業車、バックホウ、クレーンといった建設機械の体験試乗など、田尻工事区現場事務所では京葉地下ジャンクションの模型やビデオを使った説明を実施した。
 参加者は熱心に見学し、アンケートでは「何が面白かったか」という問いに対して、「普段は見られない工事現場の中に入ったこと」「コンクリートを壊す試験を見たこと」「コンクリートでミニチュアを作ったこと」という回答が多く、「大人向けのツアーも企画してほしい」との意見も寄せられた。
 ツアーは、土木学会土木広報アクションプラン小委員会(委員長・大石久和国土技術研究センター国土政策研究所長)、JTBが企画し、関東地方整備局、関東地域づくり協会、東日本高速道路、鹿島、大林組、大成建設、清水建設、前田建設などゼネコン各社が協力した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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