2013/09/29

【マーケット】潜在需要は5億本以上! 直管形LEDランプ

フィリップスの提示する潜在市場
フィリップスエレクトロニクスジャパンが、低価格な直管形LED(発光ダイオード)ランプの新製品を発売し、既存蛍光灯からの切り替えが進んでいない工場・倉庫、中小オフィスなどをターゲットに売り込みを始めた。年間50万本の販売を目標にしている。
 同社によると、国内の蛍光灯置き換えLED市場の潜在規模は5億本以上。民間シンクタンクの調査をもとにした浸透率の推計では、ゼネラルマーチャンダイズストア(GMS)は68%、飲食・物販店や一般オフィスは40%でLEDランプへの切り替えが進んでいるが、工場・倉庫や中小オフィスは17%にとどまっており、照明のLED化に対する潜在需要は高い。

 発売した直管形LEDランプ「エッセンシャルLEDチューブ」は、1月から世界で販売され、半年で100万本以上の販売実績がある。1本当たりの価格が3000-3500円と従来製品の約半額で、直管形蛍光灯に比べ消費電力を約55%削減できるため、導入から2年で投資回収が可能となっている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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