2016/04/23

【大林組】若手育成へ「ジュニアクラス」新設! スーパー職長制度を改正


 大林組と同社協力会社組織の林友会連合会は、優秀な職長に手当を支給する大林組認定基幹職長(スーパー職長)制度を改正するとともに、新たに大林組認定優良クレーンオペレーター(スーパーオペレーター)制度を創設した。スーパー職長制度では、新たに「ジュニア」クラスを設け、スーパー職長を目指す40歳未満の若手職長に対象を拡大し、現行の「レギュラー」「マイスター」に対する支給額も増額する。

 新設するジュニアクラスの認定基準は、職長のうち、将来スーパー職長となるための十分な資質・技能を持つ40歳未満の若手職長で、職種ごとに定める資格を保有し、職長としての実務経験(大林組以外も含む)が3年以上。支給額は日額2000円。
 これに合わせ、既存クラスの支給額も変更し、マイスターは日額3000円から4000円、レギュラーは日額2000円から2500円に増額する。
 一方、スーパーオペレーター制度は、協力会社の推薦を受けたクレーンオペレーターのうち、クレーン運転士免許または移動式クレーン運転士免許を保有し、安全衛生教育を受講済みで、実務経験(大林組以外も含む)が10年以上のものを認定する。支給額は日額2500円。
 19日に東京都港区の大林組本社で開かれたスーパー職長・スーパーオペレーター認定式では、スーパー職長に330人、うち56人をジュニアに認定。これにより認定者数は累計1059人となった。スーパーオペレーターには16人を認定した。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿