大阪建設業協会は、解体工事の基礎知識を解説した『知っておきたい解体工事』を発刊した。建築物の老朽化や土地の有効利用など、解体需要の増加に対応。総合建設業の立場で、解体工事のポイントや知っておきたい基礎知識などを分かりやすく解説している。
築40年が経過したRC造10階建ての建物をモデルに、解体する上での注意点やポイントを事前調査から計画、管理まで工程に沿って解説している。イラストや写真も多用、必要不可欠な基礎知識が修得できるよう工夫されている。編集は、同協会の「解体マニュアル作成部会」が担当した。
発刊に先立ち、同書をテキストに使ったセミナーが1日、大阪市中央区のエル・おおさかで開かれた。
会員企業から約100人が参加。部会長の正垣綱之鴻池組建築部技術課主任と副部会長の山田勝也淺沼組建築部品質管理室課長が講師を務めた。
会員会社には1冊2000円(税込み)、非会員には同3500円(同)で販売する。問い合わせは同協会・電話06―6941―4822。
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