国際航業が参画するSPC(特別目的会社)の「あらおウォーターサービス」(代表企業=メタウォーター)は5日、熊本県荒尾市企業局で「荒尾市水道事業等包括委託」の業務開始式を開いた=写真。
あらおウォーターサービスは昨年12月、同局と業務委託契約を締結。顧客対応から水道施設の運転・維持管理、アセットマネジメント、水道施設工事など、水道事業の業務を包括的に民間委託する全国に先駆けた事業として、1日から業務を開始した。改正PFI法の「民間事業者による提案制度」に基づき、国際航業の提案を受けて事業化された。
国際航業は、地理空間情報技術と社会インフラ整備のノウハウによる水道情報システム(Genavisシリーズせせらぎ)を保有している。同システムを活用した「クラウドサービスによる管網管理トータルソリューション(管理、加工、分析・解析、利活用)」を提供することで、日常業務のデータを始め、水道施設の状態管理や効果的なアセットマネジメントの実現を目指していく。
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