都市再生機構東日本賃貸住宅本部は18日、東京都文京区の求道会館で「団地の未来プロジェクト建築アイデアコンペディション-集会所」の公開プレゼンテーションを開く。横浜市磯子区の洋光台団地の集会所と周辺屋外空間の再整備に向け、1次審査を通過した6組が参加する。6月にも選考結果を公表する。
同事業は「団地」を核に郊外住宅地を活性化し、社会の豊かな未来像を提案する『団地の未来プロジェクト』の一環として、「集まって住む未来」をコンセプトに、シンボル的存在である集会所を再整備する。審査委員長は同プロジェクトのディレクターアーキテクトを務める隈研吾氏で、クリエーティブディレクターの佐藤可士和氏、大月敏雄東大教授、建築家の藤本壮介氏らを審査員に迎える。
再整備の対象は団地内の集会所RC造平屋建て331㎡と周辺外溝で、建て替えや改修など建築方法は問わない。最優秀受賞案をベースに隈氏と佐藤氏のディレクションのもと、実施設計を進め、着工する。所在地は洋光台2-1の敷地約2170㎡。
公開プレゼンテーションの参加者は次のとおり(敬称略)。
▽長野憲太郎(NAAW)、王翠君(同)
▽黒田卓磨(黒田卓磨建築事務所)
▽湯村泰成(湯村泰成建築設計事務所)、石井秀幸(スタジオテラ)
▽古居みつ子(夢工房)、小渡佳代子(小渡建築設計室一級建築士事務所)、関口佐代子(関口一級建築士事務所)
▽御手洗龍(御手洗龍建築設計事務所)、御手洗僚子(同)
▽羽根田将宏(フリーランス)、近藤拓馬(同)。
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