2016/04/23

【学生卒業設計コン】最優秀は武山加奈さん(東北芸工大卒)の『継承と再構築-小学校から考える集落の在り方』


 日本建築家協会(JIA)東北支部(辺見美津男支部長)のJIA東北学生卒業設計コンクール2016の最優秀に武山加奈さん(東北芸工大デザイン工学部建築・環境デザイン学科卒、本間利雄設計事務所)の『継承と再構築-小学校から考える集落の在り方』が選ばれた=写真。優秀賞は我妻佑麿さん(日大工学部建築学科卒、同大学院理工学研究科)の『絡まる建築-足元を固める』だった。両作品は6月25日に東京都新宿区の新宿アイランドで開かれるJIA全国学生卒業設計コンクールに出品する。

 審査は辺見支部長を委員長に、JIA東北の各地域会員でつくる審査委員会が担当。16日に仙台市青葉区のせんだいメディアテークで公開審査会を開き、製作者によるプレゼンテーションを踏まえた投票で武山さんの作品が最優秀に選ばれた。


優秀賞の我妻佑麿さん(日大工学部建築学科卒)の『絡まる建築-足元を固める』

 最優秀と優秀賞以外の出品者(卒業校)と作品名は次のとおり(敬称略)。
▽佐藤元気(秋田工業高専環境都市工学科)=つむぐ空間ながれ漂う時間
▽佐々木大(仙台高専建築デザイン学科)=AIDA
▽篠原裕貴(東北大工学部建築・社会環境工学科)=SPORTSCAPE
▽池田友美(宮城学院女子大学芸学部生活文化デザイン学科)=希望の代償-想いと記憶を背負う建築
▽渡辺真由(宮城大事業構想学部デザイン情報学科)=まちに価値を与える暫定利用の提案~仙台駅東をモデルとして
▽佐藤未和(東北工大工学部建築学科)=繋げる用水。
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