日本道路の本社(東京都港区)で14日、中学生の職場訪問学習があり、修学旅行中の青森市立戸山中学校3年生の9人が舗装の仕組みや道路の造り方などを学んだ=写真。青森県を始めとする寒冷地域で効果を発揮する凍結抑制舗装や発電機能を持った舗装用発電床なども体験した。
冒頭、同社の中原大磯技術研究所長は、「道路は皆さんの生活に密接にしており、生活しやすいようにいろいろな取り組みをしている。日本道路の仕事を見て、進路など今後に役立ててほしい」とあいさつした。
同社青森営業所での勤務経験のある生産技術本部技術研究所の弓木宏之副主任研究員から、戸山中学校の周辺ではどの場所にどのような舗装がされているか説明を受けたほか、凍結抑制舗装のサンプルに触ってみるなど、道路舗装についてより身近に感じ、「1種類の道路しかないと思っていたが、役割に応じて性能の違う道路があることが分かった」と、参加した生徒は道路舗装への理解を深めていた。
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