宮城電業協会(遠藤和雄会長)の主催による「吹奏楽の集い」が5日、仙台市青葉区の日立システムズホール仙台で開かれた=写真。文化事業と青少年育成活動の一環として毎年春に開催しているもので、今回で23回となった。
東日本大震災の発生で中止を余儀なくされた年もあったが、被災地を“音楽を通じて元気にする”という目標を掲げ、吹奏楽を楽しむ市内の高校生に演奏活動の場を提供している。
あいさつに立った遠藤会長は「震災で被災された方も含め、ひとときではあるが、素晴らしい音楽を堪能し、気持ちを豊かにしてほしい」と語った。
この後、向山高校吹奏楽部が「ルパン三世のテーマ」などの楽曲を演奏したほか、仙台高校と泉館山高校を加えた3校による合同演奏などを披露した。会場に詰め掛けた約650人の聴衆を若さあふれるステージで魅了した。
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