米キャタピラーは、2013年第4四半期(10-12月)に、日本で部品のオンライン販売をパイロット導入する。グループ・プレジデント(カスタマー&ディーラーサポート部門担当)のスチュアート・L・レヴェニック氏は26日に会見し、「コマツや日立建機などからも購入することができるが、キャタピラーを選んでもらえるように取り組む」と述べ、14年から本格導入する考えを示した=写真。
対象品はフィルターやバッテリーなど消耗頻度が高いメンテナンスパーツから実施、そのあとアフターパーツに拡大する。レヴェニック氏は「顧客の成功のために、いま以上に何ができるかを考えている。その答えの1つが部品のオンライン購入を可能にすることだ」と説明した。
グループ・プレジデント(建設機械事業部門担当)のエドワード・J・ラップ氏は、「キャタピラージャパンはまだまだ成長を重ねることができると確信している」と強調。その理由としてすぐれた人材、日本の製造能力の世界的な影響力、従業員の帰属意識の強さを挙げた。
また、油圧ショベルの開発拠点である明石事業所(兵庫県明石市)、キーコンポーネント(基幹部品)を生産している相模事業所(相模原市)に投資を続けていく考えを示した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年6月27日
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