2013/06/16

【現場の逸品】凍っていても曲げられる首巻き! 菱屋の「フレキシブルアイスNEO」

菱屋(山口県下関市)は、凍った状態でも曲げられる冷却材「フレキシブルアイスNEO」を商品化した。水は氷になると固まってしまうが、この商品はカチカチに固まっても自在に角度を変えられる。熱中症対策のツールとして、現場作業員や警備員にも重宝されそうだ。

 この商品は、首に氷を巻いているようなピタッと感やひんやり感が得られる。冷却材を家庭用冷凍庫で凍らせ、付属の専用カバーに入れ、後は自分で曲げて首にまくだけ。
 カバーは通気性の高いニット生地を採用し、見た目も涼しげでスポーティーである上、清潔で使い心地も良い。
 保冷剤や熱中症対策商品を販売する同社の中でも、高い暑熱効果、耐久性、さらには冷感を提供できる暑さ対策グッズの1つだという。一般消費者だけでなく、建設現場など屋内外で作業するハードユーザーのヒートストレス対策にも幅広く利用できる。
 価格は税込み1200円。問い合わせは同社・電話083-266-0303。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年6月12日

Related Posts:

  • 【歩道】バリアフリー改修を飛躍的に早くする床版 車両などの進入通路部や交差点で歩道を切り下げるマウンドアップ歩道は、安全や交通バリアフリーの観点から、高低差を解消するための工事が全国的に広まっている。車道と同じ高さに切り下げる際に課題になるのが、民地側のブロック塀などの倒壊対策で、特に民地に接する側溝の入れ替え工事は慎重さが問われる。ホクエツ関東が開発した「バリアフリー床版」は、堀の倒壊を防ぐとともに、施工期間の大幅な短縮を実現。埼玉県の新製品・新技術マッチングモデル事業に選ばれ、試行工事… Read More
  • 【現場の逸品】プロ仕様のスマホ手袋 東和コーポレーション 東和コーポレーション(福岡県久留米市)は、スマートフォンなどのタッチパネルに対応した作業用手袋「フィールドタッチ」の販売を始めた。指先に導電性の糸を織り込むことで、手袋をはめたままタッチパネルが操作できる=写真。 スマートフォンの建設現場での使用には、操作するたびに手袋を着脱する手間があった。これまでファッション用のタッチパネル対応手袋は多数あったが、プロ仕様の作業用手袋に機能が搭載されたケースはほとんどない。  同社では精密機器や電子部品の… Read More
  • 【現場の逸品】災害時に外国語でアナウンス 優れものメガホン 東日本大震災の発生時、ある鉄道駅で、駅員がメガホンを片手に懸命に避難誘導をしていた。しかし、その言葉は一部の人たちにとって、ただの音声に過ぎなかった。外国人である。「国際都市」東京での一幕だ。 この出来事を知ったエジソンハードウェア(札幌市、辻誠社長)が、約1年半をかけて開発したのが、「MLI(メニー・ランゲージ・インフォメーション)タッチメガホン」などの多言語拡声装置だ。 ◇タッチパネルで操作  MLIタッチメガホンは、拡声器に搭… Read More
  • 【現場の逸品】簡単に仮設タラップのステップ角を調整! 日工セックの「ラク2タラップ」 法面崩落防止工事では、このような仮設タラップも使われる 「価格は在来工法より少し高いが、使い勝手と安全面ではどこにも負けない」と、日工セック(千葉県野田市)の鎌田孝一社長は胸を張る。同社が1998年に開発したアルミ合金製傾斜自在階段『ラク2タラップ』は、新技術情報提供システム(NETIS)の12年度活用ランキングで1位を獲得した。09年に10位、10年に5位、11年に2位と着実に順位を上げ、頂点まで上り詰めた。 ステップは簡単に傾斜… Read More
  • 【現場の逸品】低コストの高流動埋戻材「スラモル」 金子コンクリート 金子コンクリート(横浜市)の金子敬祐取締役スラモル事業部長は、暇をみつけては建築工事現場への“飛び込み営業"を欠かさない。「興味を持って使ってもらえることも多くなり、大手・準大手ゼネコンの現場でもリピーターは多い」と手応えを口にする。高流動埋戻材『スラモル』の納入実績は1996年の初出荷から、これまでに13万5000m3を超え、導入現場も1500件に近づこうとしている。 開発のきっかけは、神奈川県横須賀市に建設中だったマンション現場からの依頼… Read More

0 コメント :

コメントを投稿