2013/06/03

【社会貢献】女性目線で清掃活動/群馬建協の道路クリーン作戦

群馬県建設業協会(青柳剛会長)は5月30日、全県下一斉に道路清掃ボランティアを行う第26回道路クリーン作戦を実施した。各支部から総勢約1800人の作業員と作業車両約550台が参加し、一般国道と主要地方道などを清掃した。今回は初めて、女性職員で組織する「女性環境すみずみパトロール隊」が館林と沼田の両支部の清掃に加わり、女性のきめ細かな視点を生かした清掃活動を展開した。<BR>

 拠点地区となる館林支部では、館林市役所東広場で出動式が開かれた。主催者の原初次館林支部長は「女性の視点で道路の美化と安全に取り組むことは大切。地域住民に道路の重要性を感じてもらうとともに、業界としても社会資本整備にかける思いを新たにしたい」とあいさつした。<BR>
 青柳会長も「建設業への前向きな政策が続いている。これを継続するためにも、自然環境への配慮、女性の視点、若年者の入職の3点を考えることが大切。清掃活動の中で地域とのコミュニケーションを図ってほしい」と力強く激励した。<BR>
 続いて、女性環境すみずみパトロール隊の奈良恵理子代表が「この隊は、女性のきめ細やかな視点を生かし、建設現場の環境改善と事故防止の推進のために結成された。『道路クリーン作戦』は初めての参加だが、女性の目線で地域に貢献したい」と出動宣言した。<BR>
 群馬支部では、国道、県道、市町道を合わせて総延長157㎞の区間に協会員ら254人、車両54台が参加し、清掃活動を展開した。<BR>
 また、「GPS(全地球測位システム)携帯による災害情報共有システム」の操作訓練も兼ねて、回収作業の画像をホームページにアップする操作訓練を行った。<BR>

Related Posts:

  • 【現場最前線】東口地下広場・貯留槽工事現場公開! 「100年に一度」の渋谷駅周辺開発  東京急行電鉄は16日、「100年に一度」と言われる周辺開発が進む渋谷駅の地下工事現場を報道機関に公開した。渋谷川の移設が2015年8月に完了した現場では、約1600㎡に及ぶ東口地下広場とともに、駅前東口の地下約25mでは約4000tの雨水を一時的に貯水できる地下貯留槽を構築している。工事は東急建設・清水建設・鹿島JVが担当。地下広場は19年度、貯留槽は20年度の完成を目指している。写真は地下広場の現場で説明する森正宏所長(左)  両工事… Read More
  • 【コマツ】九州で「スマートコンストラクション」を体感! 2拠点目のIoTセンタ開設  コマツは15日、千葉市のコマツIoTセンタに続いて2拠点目となる「コマツIoTセンタ九州」(福岡県嘉麻市)を開設した。工事の最初から最後まで、すべてのモノを有機的にICT(情報通信技術)でつなぐソリューションサービス『スマートコンストラクション』を実際に体感し理解できる施設として、最新のICT建機やドローンのデモンストレーション見学会、ICT建機の試乗会などを開催する。国土交通省が推進する生産性向上方策『i-Construction(ア… Read More
  • 【道の駅ランキング】1位は斜里町の「うとろ・シリエトク」! 北海道開発局  北海道開発局は、道の駅スタンプラリー2015の完走者アンケートをまとめ、ランキングを発表した。斜里町の「うとろ・シリエトク」=写真=が道路や天気情報、地域や観光の情報が充実していた道の駅として2項目で1位を獲得した。景色がきれいな道の駅には、美幌町の「ぐるっとパノラマ美幌峠」が2年連続1位に輝いた。(photo:katorisi)  ランキングの発表は前年度から実施しており、今年度の道の駅スタンプラリーの応募者は6878人で、このうち2… Read More
  • 【現場の逸品】電源なしで1時間280tを吐出! 浸水対策にモバイルポンプ「BETSY」  ラサ商事(本社・東京都中央区、井村周一社長)は、多様な現場で活用できる自吸式多目的モバイルポンプユニット「BETSY(ベッツィー)」の販売を始めた。集中豪雨に伴う浸水対策として工事現場や工場、自治体、消防機関などに幅広く売り込む。  ユニットは無閉塞型ポンプとディーゼルエンジンを一体化したもので、ごみや草木などを含む汚水や汚泥を吸い込んでも詰まることはないという。吐出量は1時間当たり約280tで、約100時間の連続運転が可能だ。専門知識… Read More
  • 【記者座談会】本格始動した「i-Construction」 ものづくりツールの大変革はどう動く? A 生産性革命という旗印の下、国土交通省が2016年度から本格始動した「i-Construction(アイ・コンストラクション)」は、調査・測量から設計、施工、維持管理に至るまでの全建設生産プロセスに影響を及ぼす。まさにいま、建設産業界全体が、かつてないほどの大転換期を迎えている。 B 実際に国交省直轄事業では、土工にICT(情報通信技術)を全面的に活用する「アイ・コンストラクション対応型工事」が現場レベルで動き始めた。北海道と北陸で進む第… Read More

0 コメント :

コメントを投稿