2013/06/23

【現場の逸品】ボルト、パッキンを一体化したフランジ シーケー金属

配管機器メーカー、シーケー金属(富山県高岡市)の販売するフレア工法用接合フランジ「Wフランジ」が国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録された。従来のルーズフランジより軽量で、ボルト・ナットやパッキンが一体化されているために作業時間が大幅に短縮できる。

接続完了
Wフランジは、2010年度版の公共工事標準仕様書に採用されている管端つば出し鋼管用継ぎ手に用いるフランジで、鋼管の管端部を専用のマシンで90度につば出し加工した管を使う。表面にはカドミウムや鉛を使わない溶融亜鉛めっき「eめっき」を施しており、環境対策としても優位性を持つ。
 管端つば出し加工用の「CKフレアマシン」も販売中。
 今回のNETIS登録により、施工前の段階からフレア配管システムとして採用できる環境が整ったことで、今後の販路を期待する。
 12年度の販売実績は900万円。同社は1年後に1500万円、3年後には3000万円まで売り上げを伸ばす計画だ。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年6月19日

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