2016/05/11

【日本構造家倶楽部】第11回日本構造デザイン賞の募集! 応募締切は5/31


 日本構造家倶楽部(播繁会長)は、第11回日本構造デザイン賞の募集を開始した。独自性のある技術で構造設計した構造家や社会・文化的に価値のある活動に取り組む構造家などを対象に、日本構造デザイン賞ほか各賞を授与する。自薦、他薦は問わない。
写真は第10回日本構造デザイン賞を受賞した柴田育秀氏の「Ribbon Chapel」(写真提供:Arup / cNacasa & Partners Inc)

 選考委員長は構造家の斎藤公男氏、選考委員は西沢立衛、赤松佳珠子、金田充弘、山田憲明の4氏が務める。
 応募締切は31日。申請書は日本構造家倶楽部のホームページに公開している。7月下旬に受賞者を発表し、9月2日に授賞式と記念講演会を開く予定だ。
 問い合わせは同倶楽部事務局・電話03-5950-3053まで。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【大林組】豊臣秀吉の「方広寺大仏殿」復元挑戦のレポート掲載! 『季刊大林』57号  大林組は、広報誌『季刊大林』57号の中で、豊臣秀吉が京都に建てた史上最大の木造建築「方広寺大仏殿」の復元に挑戦したレポートを掲載した。  1588年から7年の歳月をかけて建設された大仏殿は高さ、規模ともに奈良の東大寺大仏殿をしのぐものであることを突き止め、その巨大建築がどのようにつくられたかを解き明かした。 方広寺大仏殿  同社は建造物に込めた人々の思いや歴史的価値に触れることで、今後も現代の社会における問題や現象をひも解くとい… Read More
  • 【オーサカ建築】高岡伸一氏による魅力解説! 第1回「民による民のための建築」  大阪で初めて開かれる日本建築家協会(JIA)の全国大会まで100日を切った。大会テーマは「笑都大阪」。では、大阪の建築の面白さ、魅力とはどういうところにあるのだろうか。高岡伸一大阪市大都市研究プラザ特任講師が語った“オーサカ建築”の見どころや特徴について、4回にわたり掲載する。写真は大阪市中央公会堂 高岡 伸一氏  大阪の建築には、意匠的に特に明確な“大阪らしさ”があるわけではない。しいて言えば近代以降、昭和初期まで、大阪の建… Read More
  • 【新国立競技場】「木と緑のスタジアム」、完成予想図公開! 12月に本体着工へ 「杜(もり)のスタジアム」として、歴史ある神宮の緑をつなぎ、100年後を見据え、大地に根ざす「生命の大樹」として市民に開かれたスタジアムを創出する。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場整備事業は現在、実施設計に入っている。基本設計の完成に伴い、日本スポーツ振興センター(JSC)が新たな完成予想図などを公開。大成建設・梓設計・隈研吾建築都市設計事務所JVが提案したコンセプトはそのままに、選手更衣室な… Read More
  • 【本】「寡黙な中心人物」アイノ・アールトの実相に迫る『AINO AALTO』  20世紀を代表する建築家の一人、アルヴァ・アールト。その後世に残る重要な業績は決して一人でつくりだされたものではないことを、妻であり2児の母、そして協働者としてのアイノの生涯をひも解くことで明らかにする。  アイノとアルヴァら4人で1935年に創業した家具会社、アルテックの設立契約書の中で、2人が対等な建築家で協働者であることを宣言しているように、アールト事務所における1920-40年代の建築デザインの成果は、まさに2人の相互作用によっ… Read More
  • 【建築】竣工は1カ月前! 耐震改修で熊本地震を乗り越えた九州学院の1号館  熊本地震によって熊本市内の学校でも多くの校舎が被災した中、創立100年を超える熊本市中央区大江の九州学院は、1号館の耐震補強工事が間に合い、何とか無事に1学期を終えることができた。村上洋也事務長は、「1号館が被災していれば、普通教室が足りず授業が行えなかった可能性がある。耐震改修して本当に良かった」と語る。  九州学院は、中学と高校を合わせ36クラス約1400人が学ぶ。1号館の規模は、RC造4階建て延べ5145㎡で、1962年に竣工した… Read More

0 コメント :

コメントを投稿