◆日本橋キッズタウン~わくわく!ワーク体験~
三井不動産などが参画する日本橋キッズタウン実行委員会は14、15の両日、東京都中央区の日本橋地域で小学生を対象としたワーク体験イベント「日本橋キッズタウン~わくわく!ワーク体験~」を開いた=写真。2日間で約600人の小学生が参加した。三井不動産、三井住友銀行、日本橋室町エリアマネジメントが特別協賛した。
日本橋は歴史がある老舗や百貨店、日本経済をけん引する企業、再開発事業により開業した商業店舗などが集積している。大人のまちという印象が強いこのエリアで、「職業体験イベントを通じて、若い世代を取り込み、まちの新陳代謝を図る」(同実行委員会兼三井不動産日本橋街づくり推進部事業グループの坂本彩氏)とともに、街の魅力も発信する狙いだ。
三井不動産の日本橋案内マップ作り |
2回目の開催となる今回は、銀行の窓口業務や株・投資を学ぶ「金融」体験、百貨店・商業施設による「商業」体験、自治体アンテナショップの「観光PR」体験、製薬会社の「化学実験」体験、福徳神社の神主体験など29種類のプログラムを企画した。
コレド室町1のインフォメーション施設「日本橋案内所」では、三井不動産が「英語で体験! 日本橋案内マップ作り」を開いた。参加した小学生は外国人コンシェルジュとともに、案内用のマップをつくり、英語での案内方法を学んだ。
◆ヒルズ街育プロジェクト
森ビルの親子向け教育プログラム「ヒルズ街育(まちいく)プロジェクト」が、今春も開催されている。今回は「環境とみどり」をテーマに、ヒルズの自然に触れながら、都市における緑や環境の大切さを学んだ。14日に六本木ヒルズで行われたバードウオッチングツアーには、午前の部に12組28人、午後の部には5組14人が参加した。
当日は1000分の1サイズの都市模型で東京の緑を観察してから、森ビルのまちづくりや、都市における緑の大切さを学んだ=写真。その後、毛利庭園や屋上庭園などでバードウオッチングをした。
参加した小学生からは「東京の緑は減る一方だと思っていたが、緑を増やす企画を知り、素晴らしいと思った」「六本木ヒルズが緑でいっぱいだった理由や、鳥についても知ることができた」などの声が寄せられた。
21日はアークヒルズ仙石山森タワーで「五感で楽しむヒルズの自然探検ツアー」、29日は「六本木ヒルズで学ぶ、リサイクルのヒミツ探検ツアー」を行う。
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