キャタピラージャパンは、国土交通省が推進するi-Construction(アイ・コンストラクション)に対応するブルドーザー用3次元マシンコントロール「Catグレードコントロール3D」を新たに開発し、搭載したブルドーザー「D6T」=写真=と「D8T」を発売した。
Catグレードコントロール3Dは、ブルドーザー本体との統合を進めることで整地・掘削作業の生産性をさらに向上させるとともに、オペレーター操作の軽減が可能な純正の内蔵型3次元マシンコントロールシステム。キャタピラーのICT(情報通信技術)建機と「クラウドv」によるリアルタイムソリューション「Vision Link(ビジョンリンク)」と組み合わせることで、現場とオフィスとの遠隔情報共有をリアルタイムで実現する。
GNSS(衛星測位システム)と3次元設計データを利用したブレード自動制御により、丁張りと検測作業を省略でき、現場の施工時間の大幅な短縮に貢献する。デュアルGNSSシステムによる正確なブレード自動制御により、より少ない移動回数で作業を完了することができるため、施工時間の短縮と燃料消費量の低減を実現している。
ブレード制御モードとブルドーザー本体との協調機能を組み合わせることで、オペレーター操作の低減と生産性を高い次元で両立する。
標準販売価格(税別)はD6Tが4193万4000円、D8Tが7429万6000円。
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