全国クレーン建設業協会神奈川支部は、「かながわクレーン塾第3期」の募集を10日から開始する。同塾は2015年8月から取り組みを開始し、これまで2期にわたり25人の修了者を送り出した。このうち4月20日現在で15人がクレーンオペレーターとしてクレーン会社に入職した。同支部の活動は全国的にも注目を集めており、今後、各地方支部でも同様の取り組みが展開される可能性がある。
同事業では、建設業振興基金が厚生労働省から受託した建設労働者緊急育成支援事業を活用し、同支部が地方拠点の1つとして優良クレーンオペレーターを育成・確保する。研修費用は無料。卒業後は採用希望企業との面接を仲介する。
応募資格は18歳以上の普通自動車免許取得者で、入塾時点で無職かつクレーン業界への就職希望があることなど。定員はビギナーコースとマスターコースの計14人で、6月10日まで応募を受け付ける。6月17日から7月22日までの約1カ月、基礎知識から玉掛け資格取得、大型特殊や移動式クレーンの免許取得、実技や面接の訓練研修などを実施する。
16年度は今回と10月、17年2月に開講し、計50人程度の新規入職候補生の育成を目指す。
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