一般社団法人の「地域建設業新未来研究会(CCA)」を始めとする全国各地の地域建設業有志が集まり、熊本地震で被害が大きかった益城町の老人ホーム前で炊き出しを行った。炊き出しは、老人ホームのスタッフを含む約300人の避難者と近隣の住民を対象に、全国各地の建設会社社長ら約40人が現地に赴いて食事などを提供した。
参加各社は、6日から福岡などに乗り込み、それぞれが用意した材料や道具などを福岡に集約した。食材は、各社所在地の特産物で、きりたんぽ、牛タン、海産物、うなぎ、柿の葉すし、猪肉などを提供した。
宮城県・深松組の深松 努社長は東日本大震災で受けた支援の恩返しの気持ちを込めて 「がんばろう東北」のバナーを掲げた |
メンバーは7日朝に、益城町の特別養護老人ホーム「いこいの里」に集まって準備を行い、昼から炊き出しを開始した。用意した600人分の食材は、すべてなくなった。
主な参加会社は、深松組(宮城県)、マルホ建設(栃木県)、井上工務店(岐阜県)、中村組(静岡県)、中村建設(奈良県)、三和建設(大阪府)、蜂谷工業(岡山県)、原工務所(島根県)、内山建設(宮崎県)、丸昭建設(熊本県)。写真提供:中村建設
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