安藤ハザマは21日、第57回科学技術週間に合わせて、茨城県つくば市にある同社技術研究所を一般公開した。約200人が来所し、災害対応のシミュレーションや内装工事を体験した。
今回は、人工気候室による温度体験、杭基礎の耐震補強工法の模型実演、災害対応シミュレーション、内装工事体験など4つの体験コースと、植物工場「多幸畑(たさいばたけ)」の展示コーナーを用意した。
シミュレーション形式で災害対応を学ぶコースでは、災害時に起こり得る判断の難しい場面や問題に対して、参加者間で真剣な検討や活発な意見交換が行われた=写真。また、研修所敷地内で建設中の宿泊研修施設で現場見学の後に内装工事体験が行われ、職人の指導のもと、子どもたちが模擬壁へのクロス貼りを体験した。
同社はCSR(企業の社会的責任)活動の一環として1993年から科学技術週間に合わせて研究所を一般公開しており、今回で通算22回目の公開となる。
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