2016/05/07

【JIA建築家大会】「笑都物語 繋いできたもの 繋いでゆくもの」 10/27から大阪で開催


 日本建築家協会(JIA)の全国大会2016「笑都物語 繋いできたもの 繋いでゆくもの」が、10月27日から29日にかけて大阪市北区の大阪市中央公会堂をメーン会場にして開催される。3日連続で開くシンポジウムやセミナーを通じ、「笑い」が支えてきた商都大阪で受け継がれてきた文化の歴史物語に改めて目を向け、「繋がる」「繋げる」ことの大切さを再認識するとともに、これからのまちのありようを考える。

 初日は、文化芸能評論家の木津川計氏と建築家の香山壽夫氏、建築史家の倉方俊輔大阪市大准教授が「文化都市の復権-大阪から全国へ」、2日目は吉村洋文大阪市長、ソーシャルデザイナーの兼松佳宏氏らが「ソーシャルイノベーションとしての建築家」、3日目は落語家の桂歌之助氏らによる「笑で繋いでゆく文化とまちの物語」をテーマにそれぞれ意見を交わす。
 これに先立ち、5月14日には八尾市立総合体育館ウィング(大阪府八尾市)でプレイベント「JIA綱引選手権大会」を開く。
 実行委員を務めるJIA近畿支部の井上久実氏(次期支部長就任予定)は「大阪の文化には笑いがあり、建築家の仕事の本来の目的である『人に喜ばれること』に通じる。3日連続のシンポジウムで、社会に何かを提言していきたい」と話している。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

0 コメント :

コメントを投稿