2016/05/06

【中原建設・埼玉】女性の働き方を見学 堤防強化工事現場にリケジョ14人


 中原建設(埼玉県川口市)は、女性が多様な働き方ができるフィールドのさらなる拡大を目指している。その一環として、理系の女子学生(大学院、大学)を対象に現場見学会を開いた。関東地方整備局が首都圏氾濫区域堤防強化対策事業として進める「H27栗橋北地盤改良工事」の現場を日大生産工学科の女子学生14人らが見学した。

 見学会は同局利根川上流河川事務所の協力を得て開催した。女性専用休憩所・トイレ施設の見学やロボットスーツの体験、GNSS衛星(GPS測量)を利用した施工管理など情報化施工について紹介し、参加者の関心を誘っていた。
 同社は学生向けの現場見学会をことし2月に開催しており、今回が2回目。女子学生向けは初の開催となった。
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