2016/05/30

【揚土船】国内最大級の第二東揚号が環境配慮型に換装! 初工事は横浜港埠頭で


 東洋建設は、国内最大級の揚土船「第二東揚号」の揚土機(油圧ショベル)を環境配慮型に換装した。IMO排ガス二次規制をクリアした最新型の国内最大級油圧ショベルPC2000-8(コマツ製)を搭載し、窒素酸化物や硫黄酸化物の排出量を低減した。併せて騒音低減、燃費向上も図っている。6月1日からリニューアル後の初工事となる、横浜港埠頭発注の「南本牧埋立事業 中継所土砂海上運搬及び揚土等工事」に就役する。

コマツのPC2000-8を搭載

 第二東揚号の揚土能力は1時間当たり2500m3で、大量の土砂を短時間に搬送することができる。2001年に建造され、空港建設など多くの海洋工事で実績を残している。
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