2016/06/02

【EE東北】全国一の出展規模で開幕! 52題のプレゼン、ドローン競技会も


 最新の建設技術・工法を一堂に集めて公開する「EE東北16」が、2日まで仙台市宮城野区の夢メッセみやぎで開かれている=写真。東北地方整備局や東北6県・仙台市、東日本高速道路東北支社、建設関連10団体でつくるEE東北実行委員会(委員長・鈴木研司東北地方整備局企画部長)の主催。2日間で1万4000人の来場を見込んでいる。

 26回目となる今回は『広げよう新技術つなげよう未来へ』をキャッチフレーズに、304者が東日本大震災からの復興を加速化させる新技術を始め、構造物の耐久性向上や維持管理費の低減など、832技術を発表展示している。
 ことしは特に建設現場の生産性を向上させる取り組みとなる『i-Construction(アイ・コンストラクション)』を推進する技術も多数出展されている。
 最終日は昨年に続き、UAV(ドローン)競技会も開催。総合技術部門6チームと一般参加部門5チームが操縦技術などを競う。
 このほか、特設ステージでは52題のプレゼンテーションも行われている。
 初日のオープニングセレモニーであいさつした川瀧弘之東北地方整備局長は「EE東北の出展技術数は全国一の規模であり、復旧・復興を進める技術やアイ・コンストラクション関連の技術が多数展示されている。これらの技術が公共事業に活用されるとともに、出展者のさらなる技術開発に結び付くことを期待したい」と語った。
 来賓として出席した国土交通省総合政策局の梅野修一公共事業企画調整課長は「頻発している災害からの被害を少なくすることや建設現場の生産性向上が重要だ。本展示会では、さまざまな取り組みについて、情報交換してほしい」と祝辞を寄せた。
 この後、関係者15人によるテープカットが行われ、「EE東北16」が開幕した。会期は2日午後4時まで。
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