鹿島は3月24-26日の3日間、東京都調布市の技術研究所で「スプリング・サイエンスキャンプ2015」を開いた。科学技術振興機構との共催によるサイエンスキャンプは、全国の高校1-3年生などを対象とした科学技術の体験合宿プログラムで、鹿島技術研究所は2004年の春から協力。今回は12人が参加し、「くらしを守る。いのちを守る。」をテーマに、ビル風の影響や生物多様性の保全などを学んだ。写真は模型を使った風洞実験の様子。
サイエンスキャンプでは、ビル風の仕組みや風に起因する自然災害の脅威などの講義後、超高層ビルと周辺の町並みを再現した模型を使って風洞実験を行い、ビル風を抑える植栽の配置を検討しながら、その効果を確かめた。
また、生物多様性保全に関する学習では、多くの生き物が暮らす都市のまちづくりで意見交換し、フィールドワークでは、研修所周辺の緑地観察とシジュウカラの巣箱の設置を行った。最終日には、大型の建築工事現場も見学し、普段入ることのできない生の現場を体感して目を輝かせていた。
参加者からは、「建物や街を設計する時には、風の対策が重要で、とても難しいものだということが良く分かった」「巣箱でヒナが孵(かえ)ってくれたらいいな」「大きな工事現場に入ったのは初めてで、スケール感が凄かった」などの感想が寄せられた。
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サイエンスキャンプでは、ビル風の仕組みや風に起因する自然災害の脅威などの講義後、超高層ビルと周辺の町並みを再現した模型を使って風洞実験を行い、ビル風を抑える植栽の配置を検討しながら、その効果を確かめた。
また、生物多様性保全に関する学習では、多くの生き物が暮らす都市のまちづくりで意見交換し、フィールドワークでは、研修所周辺の緑地観察とシジュウカラの巣箱の設置を行った。最終日には、大型の建築工事現場も見学し、普段入ることのできない生の現場を体感して目を輝かせていた。
参加者からは、「建物や街を設計する時には、風の対策が重要で、とても難しいものだということが良く分かった」「巣箱でヒナが孵(かえ)ってくれたらいいな」「大きな工事現場に入ったのは初めてで、スケール感が凄かった」などの感想が寄せられた。
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