2015/04/30

【シーラカンスK&H】千葉商大の学生食堂をデザイン LVL材とガラス使い自然な空間を創出

千葉商科大学(千葉県市川市)は5月11日に新学生食堂をグランドオープンする。オープニング発表会を24日現地で開き、式典で島田晴雄学長が「学生の学内での滞在時間を長くしたいとの思いからこのプロジェクトを始めた。食事だけでなくリアルビジネスラーニング(フードビジネス、清掃マネジメントなど)を提供する場を通じた人間形成も目指している」とあいさつした=写真。

 学生食堂「The University DINING」では、飲食のほか、授業の合間の語らいやゼミ活動などさまざまな場面での利用が期待されている。約1000パーツの木構造LVL材(単層板積層材)とガラスを採用し、自然で居心地の良い空間を創出している。同大の瑞穂会館と1号館の間に位置しており、シンボリックな建物として人々の目を引きつける。
 企画・建築デザインはシーラカンスK&H、学食プロデュース・運営はトランジットジェネラルオフィスで、施工は竹中工務店、乃村工藝社が担当した。
 規模はS造一部木造平屋建て1120㎡。フロアに350席を設置している。工期は2014年7月から15年4月まで。
 建設地は千葉県市川市国府台1-3-1。
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