2015/04/13

【近畿地整】和歌山県内に「対空標示」設置完了! 緊急輸送道路7路線に

近畿地方整備局は、和歌山県内で進めてきた「対空標示」の設置が完了したと発表した。
 設置の対象は和歌山県内の緊急輸送道路のうち、県南部の太平洋沿岸を走る国道42号を始め県道1路線を含む7路線。総延長は356㎞にのぼる。標示は約1㎞ごとに上空からの目標物がない区間に設けられている。写真は串本町田子の国道42号の対空標示。323とは国道42号起点(浜松市)から323キロ地点を示している。

 対空標示は、道路面に道路起点からの距離を示したもの。南海トラフ巨大地震を始めとする大規模災害発生時にはヘリコプターによる上空からの位置確認につながり、緊急輸送道路の被災状況把握と効率的な道路啓開支援に役立つという。
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