ライカジオシステムズは、ハンディータイプのレーザー距離計で、3次元測量ができる製品「Leica DISTO S910」を開発した=写真。これまでのレーザー距離計は、対象と本体の距離を測るだけだったが、「スマートポール」という固定技術で本体を固定し、3次元座標を取得できるようにした。
本来、レーザー距離計は、本体のボタンを押すと、レーザーで対象との距離を測るもので、レーザーの傾斜角と斜距離から間接的に距離を計算する必要があった。
今回開発した距離計は、チルトセンサーが本体の傾きを感知するため、距離と角度が3次元座標として取得できる。そのため、建築物の屋根や高い位置にある窓など、これまで手間のかかっていた場所のデータを、簡単に測れるようになる。測定したデータは、CADやBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)で汎用的なDXF形式で出力でき、現地の測定から3次元図面を出力でき、本体で撮影した測定個所の写真も保存できる。
本体にワイヤレスLANを内蔵しているので、測定データを瞬時にタブレットやPCに転送でき、現場での汎用性を高めた。
範囲は300mで、日中屋外やレーザー反射の悪い環境でも、大幅に測定可能範囲を広げた。
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本来、レーザー距離計は、本体のボタンを押すと、レーザーで対象との距離を測るもので、レーザーの傾斜角と斜距離から間接的に距離を計算する必要があった。
今回開発した距離計は、チルトセンサーが本体の傾きを感知するため、距離と角度が3次元座標として取得できる。そのため、建築物の屋根や高い位置にある窓など、これまで手間のかかっていた場所のデータを、簡単に測れるようになる。測定したデータは、CADやBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)で汎用的なDXF形式で出力でき、現地の測定から3次元図面を出力でき、本体で撮影した測定個所の写真も保存できる。
本体にワイヤレスLANを内蔵しているので、測定データを瞬時にタブレットやPCに転送でき、現場での汎用性を高めた。
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