フジタに入社し出産、子育てを経験。3月末には娘の結婚式に出席した。そんな自らの経験を伝え、女性同士のつながりを生み出すことを目的に日本建築仕上学会の女性ネットワーク委員会で主査を務める。
建設業界全体で女性活動への関心が高まる中で、参加者はゼネコンやメーカーなど幅広い分野から集まる。「社内の女性とどう接すれば良いのかを悩んでいる男性の参加者も増えている」とみる。交流の場を生み出すことで、「女性同士のつながりを生みだし、仲間が欲しい人、学びたい人、息抜きしたい人など、いろいろな人を受け入れ悩みが相談できる場にしたい」とも。
仕事と子育ての両立は、「時間との戦いだった」と振り返る。精神的・肉体的な苦労も多かったが、若い女性社員には「子育て中であっても臆することなく、活躍の場があれば積極的に仕事に参加してほしい」と。
企業の子育て支援の取り組みも広がり、制度面では出産・子育てをしながら働くことは以前より容易になった。ただ、制度を有効に活用していくためには、「男性も積極的に子育てに参加し、女性を取り巻く現実について理解してもらいたい」という。また、住宅設計のように子育ての経験が生かされる業務は多い。「子育ても仕事も継続することが力になる。女性であることに遠慮する必要はない」とも。
制度や環境が整えられたとはいえ、まだまだ女性が現場で働く苦労は多い。しかし、女性に注目が集まるいまの状況はチャンスであるという。仕事と子育てを両立し、そこで活躍して女性の声を発信することが女性の活躍を妨げる制度や環境を変えるきっかけとなるからだ。「多くの女性に、仕事や子育てをやり抜こうとする気持ちの強さと覚悟を持って働いてほしい」と語った。
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建設業界全体で女性活動への関心が高まる中で、参加者はゼネコンやメーカーなど幅広い分野から集まる。「社内の女性とどう接すれば良いのかを悩んでいる男性の参加者も増えている」とみる。交流の場を生み出すことで、「女性同士のつながりを生みだし、仲間が欲しい人、学びたい人、息抜きしたい人など、いろいろな人を受け入れ悩みが相談できる場にしたい」とも。
仕事と子育ての両立は、「時間との戦いだった」と振り返る。精神的・肉体的な苦労も多かったが、若い女性社員には「子育て中であっても臆することなく、活躍の場があれば積極的に仕事に参加してほしい」と。
企業の子育て支援の取り組みも広がり、制度面では出産・子育てをしながら働くことは以前より容易になった。ただ、制度を有効に活用していくためには、「男性も積極的に子育てに参加し、女性を取り巻く現実について理解してもらいたい」という。また、住宅設計のように子育ての経験が生かされる業務は多い。「子育ても仕事も継続することが力になる。女性であることに遠慮する必要はない」とも。
制度や環境が整えられたとはいえ、まだまだ女性が現場で働く苦労は多い。しかし、女性に注目が集まるいまの状況はチャンスであるという。仕事と子育てを両立し、そこで活躍して女性の声を発信することが女性の活躍を妨げる制度や環境を変えるきっかけとなるからだ。「多くの女性に、仕事や子育てをやり抜こうとする気持ちの強さと覚悟を持って働いてほしい」と語った。
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