東北地方整備局は、岩手県陸前高田市に整備する高田松原津波復興祈念公園の基本計画案に対する意見を5月18日まで募集している。
同案は、中井検裕東工大大学院教授を委員長とする有識者員会がまとめたもので、「奇跡の一本松」が残った場所周辺への国営追悼・祈念施設(仮称)の整備を盛り込んでいる。
施設内には、▽周辺への眺望が確保された高さの築山▽静謐(せいひつ)な広場空間▽震災津波伝承施設・休憩所▽地域振興施設--などを備える方針だ。
気仙川の対岸は震災遺構を活用した教訓の伝承と公園へのゲート空間に位置付ける。このほか、国道45号北側部に野球・サッカー場や広場などを設ける考えだ。
応募のあった意見を踏まえて基本計画を成案化した上で、簡易公募型プロポーザルで国営追悼・祈念施設の基本設計を委託。残土仮置きが終了したエリアから順次着工、20年度の一部供用を目指す。
基本計画案は、東北整備局ホームページ(http://www.thr.mlit.go.jp)のほか、同整備局建政部や岩手県県土整備部、陸前高田市都市整備局で閲覧できる。意見は郵送やファクス、電子メールなどで受け付ける。
問い合わせは建政部都市・住宅整備課(電話022-225-2171(内6161・6162)。
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同案は、中井検裕東工大大学院教授を委員長とする有識者員会がまとめたもので、「奇跡の一本松」が残った場所周辺への国営追悼・祈念施設(仮称)の整備を盛り込んでいる。
施設内には、▽周辺への眺望が確保された高さの築山▽静謐(せいひつ)な広場空間▽震災津波伝承施設・休憩所▽地域振興施設--などを備える方針だ。
気仙川の対岸は震災遺構を活用した教訓の伝承と公園へのゲート空間に位置付ける。このほか、国道45号北側部に野球・サッカー場や広場などを設ける考えだ。
震災以前の高田松原内の逍遥空間 |
基本計画案は、東北整備局ホームページ(http://www.thr.mlit.go.jp)のほか、同整備局建政部や岩手県県土整備部、陸前高田市都市整備局で閲覧できる。意見は郵送やファクス、電子メールなどで受け付ける。
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