2015/04/13

【鉄建】鉄道工事を身近に! 東京都市大生ら138人を建設技術総合C見学に招待 

鉄建は8日、東京都市大学の新入生と教職員138人を建設技術総合センター(千葉県成田市)に招き、施設内の研修センターで鉄道施設や建設工事にかかわる設備や機械などの見学会を開いた=写真。学生からは「実際に触ることのできない設備や重機に直接触れ、これまであまり知らなかった鉄道設備の構造について理解できた」「列車停止ボタンの操作など普段できない体験ができ、良い機会となった」などの感想が寄せられた。

 この見学会は、東京都市大学工学部都市工学科が開催する「フレッシャーズキャンプ」に協力する形で開いた。当日は季節はずれの雪がちらつく中、寒い屋外中心の見学会だったが、学生たちは講師役を務めた鉄建社員の説明に熱心に耳を傾けていた。
 皆川勝東京都市大工学部都市工学科教授は「夜間列車運行が終了した後に、線路ではこんな重機を使って工事していたのかと驚いた。今回の見学会で、鉄道工事が身近になるとともに、学生たちにも良い刺激になった」とコメントした。
 鉄建の建設技術総合センターでは、社員の人材育成に加え、次代を担う学生にも施設を広く利用してもらい、建設業の魅力を広く伝えていく考えだ。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら

Related Posts:

  • 【虎ノ門ヒルズ】ジャウメ・プレンサ氏の大型彫刻「ルーツ」登場! 森ビルは、東京都港区にある虎ノ門ヒルズのオーバル広場に、スペイン在住の彫刻家、ジャウメ・プレンサ氏による高さ約10mの大型彫刻「ルーツ」を設置した。「ルーツ」は8つの言語の文字を使って、膝をかかえて座る人間を表したパブリックアート。  11月28日に行われた完成披露セレモニーには、森ビルの辻慎吾社長のほか、ジャウメ・プレンサ氏、森喜朗元首相、森美術館の南條史生館長が登壇した。辻社長は「虎ノ門ヒルズを『起点(ルーツ)』に、世界の人々が共… Read More
  • 【プラントスクラッピング】美少年キャラが解体技術・工法を解説! ベステラが動画サイト プラント解体を主力事業とするベステラ(東京都墨田区、吉野佳秀社長)は、ガスタンクをらせん状に切断、解体する「リンゴ皮むき工法」などの同社の特許工法を動画で紹介するウェブサイト「解体診處」を開設した。“美少年マンガ”によるユニークな広報動画で、併せて求人コーナーを設け、経験者などに応募を呼び掛けている。  サイト名「解体診處」は、「解体について、よろず承ります」との意を込め、吉野社長が命名。建設業法改正で解体工事業がとび・土工工事業から分離・… Read More
  • 【素材NOW】新たな天井下地材登場! 軽さと加工の容易さに熱視線 三菱樹脂 石膏ボードに代わる新たな天井下地材として、三菱樹脂が軽量不燃発泡複合板を開発した。ポリウレタン樹脂の原液を提供する中で「自らが完成品を販売する用途転換の一環」と、小林正英理事複合材事業部長は強調する。来春の販売に向け準備中だが、天井耐震化対策を完了した東京都港区の建築会館ホールに初採用され、発売前から多くの問い合わせが舞い込む。石膏ボードの8分の1という軽量特性に注目が集まっている。  同社が用途転換事業に力を入れ始めたのは3年前。天井落… Read More
  • 【海外受注】大林シンガポールが1400億超のチャンギ空港複合施設 大林組の現地法人である大林シンガポールは、シンガポールのチャンギ空港に建設する総延べ13万㎡の複合施設と第1ターミナル拡張工事を現地建設会社のウォー・ハップとのJVで受注した。JVスポンサーはウォー・ハップで、受注額は15億7000万シンガポールドル(約1425億円)。2014年末の着工、2018年末の完成を予定している。  発注者は、チャンギ・エアポート・グループ(CAG)、CAGとキャピタモールズ・アジアの合弁会社ジュエル・チャンギ・エ… Read More
  • 【あま~いイチゴ】新潟建設業発! 植物工場から「えちご姫」が販売開始 小野組(本社・新潟県胎内市、小野貴史社長)と同県内の農業者が共同出資して設立した「いちごカンパニー」(同社長)は、LED(発光ダイオード)光源を使った閉鎖型植物工場で栽培したイチゴの販売を開始した。既に予約が引きも切らず入荷待ちの状態という。栽培システム(ユニット)についても多数引き合いがあるため、成約した顧客から順次販売していく。写真は専用の宙吊り式パッケージに入った「えちご姫」。  同社では胎内市の廃校となった小学校校舎を利用し、1年… Read More

0 コメント :

コメントを投稿