2017/01/24

【i-Con】ICT土工の取り組みなど解説 建設通信新聞社主催の「i-Con実践セミナー」盛況


 日刊建設通信新聞社主催の「i-Construction(アイ・コンストラクション)実践セミナー」が23日、新潟市中央区の新潟県建設会館で開かれた。国や自治体の職員のほか、地域建設企業、測量業者の担当者など約250人が参加。建設生産システムのICT(情報通信技術)化に対する関心の高さがうかがえる盛況ぶりとなった=写真。

 冒頭、北陸地方整備局の渡辺学企画部長の代理として、倉重毅技術調整管理官があいさつ。生産性の向上、就労環境の改善に向け、「ICT活用工事のより一層の普及、拡大に努めていく」と述べた。
 続いて、同局企画部の土田稔技術管理課長、新潟県土木部の韮澤学宏技術管理課政策企画員、石川県土木部の南野延男監理課技術管理室課長補佐が各発注機関のICT活用工事の動向を説明。その後、国土交通省の第1号ICT活用工事を施工した会津土建の小山泰正土木部チーフマネージャーがICT土工にかかる具体的な取り組みなどを解説した。
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