水資源機構は、女子学生向けに機構の仕事などを紹介するパンフレットを作成した。現場で活躍する女性職員の1日=写真、育児のための両立支援制度などを紹介している。2016年12月23日に近畿大東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)で開かれた高専女子フォーラムin関西で配布したほか、今後のリクルート活動に利用する考えだ。
機構で働く女性職員は65人で、全体職員の約5%にとどまっている。「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」に基づき16年4月に女性活躍推進行動計画を策定した。19年度までの4カ年で新規採用者に占める女性割合を16%以上にする目標を掲げている。
同月に人事部に女性活躍支援リーダーのポストを新設し、関本理恵さんが就任した。各種取り組みを実行するため、2カ月後の6月には各地域から女性職員1人ずつの計6人で構成する女性活躍推進・支援チームを設置した。
既に就職説明会だけでなく、16年度から始めた先輩職員との座談会に女性職員が積極的に参加している。両立支援制度が利用しやすい環境を整えるため、職員向けの研修や全職員あてのメールマガジンでの情報提供にも取り組んでいる。
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