フジタ広島支店(澤田清執行役員支店長)は19日、広島市南区皆実町で工事が進む進徳学園特別校舎棟建替工事(施工=フジタ・増岡組JV、河内洋平所長)の作業所に広島県立広島工業高校建築科の生徒80人を招待し、見学会を開いた。
見学会に先立ち、同学園の施設内で1日のスケジュールを確認するとともに、フジタの会社概要や作業所概要などを説明した。その後の現場見学では、河内所長と現場に従事する女性職員の八波里沙さんの案内で、工事が進む施設の各フロアを見て回り、実際の作業や建築物が完成するまでの過程などを学んだ=写真。
河内所長は「見学会を機に、これまで以上に興味を持ってもらい、将来は建設業に入ってほしい」と要望した。これを受け、生徒代表が「いまは就職や進学など進路に悩んでいる。このような時期に見学会を開いていただき、大きな刺激を受けることができた」と感謝の言葉を伝えた。
現場見学の後、施設内に戻り、協力会社として従事する躯体工事の原田組、クリケン、中村建工、谷組、仕上工事の石崎本店、オクタニ、棗田建工、竹遷堂、青山装飾の各担当者から話を聞く機会を設けた。現場の最前線で働く作業員の生の声を聞くことができ、生徒たちにとって有意義な1日となった。
建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら
0 コメント :
コメントを投稿