福岡県の第29回美しいまちづくり建築賞の受賞作品が決まった。住宅の部は「太宰府の家」=写真、一般建築の部は「SHIP's GARDEN」がそれぞれ大賞に選ばれた。2月21日に特別講演会・作品発表会を開く。表彰式は5月28日を予定している。
今回の応募数は住宅52件、一般建築41件の計93件。1次選考で住宅の部4件、一般建築の部5件に絞り込み、現地審査などを経て大賞、優秀賞作品を選考した。また、既存住宅のリフォーム・リノベーションでまちづくりに寄与した建築物を表彰する福岡県建築住宅センター理事長賞には「パリ・モンスリー」を選んだ。
特別講演会・作品発表会では、建築家の工藤和美東洋大教授が「集いの場としての建築」をテーマに講演し、大賞作品を手掛けた設計者が自作を解説する。選考委員長の菊地成朋九大大学院教授が審査講評する。会場は福岡市中央区の西鉄グランドホテル。時間は午後2時から。
受賞作品の概要は次のとおり((1)建築主(2)設計者(3)施工者、カッコ内は所在地)。
=大賞=
▽太宰府の家(太宰府市)=(1)個人(2)マツダグミ一級建築士事務所(3)今村工務店。
▽SHIP's GARDEN(福岡市中央区)=(1)西日本鉄道(2)スピングラス・アーキテクツ、リズムデザイン(3)松本組。
一般建築の部大賞「SHIP's GARDEN」 |
▽5層のワンルーム住居(宗像市)=(1)個人(2)松山建築設計室(3)安成工務店。
▽安川電機100周年プロジェクト(北九州市八幡西区)=(1)安川電機(2)三菱地所設計(3)清水建設。
=福岡県建築住宅センター理事長賞=
▽パリ・モンスリー(大川市)=(1)個人(2)設計+制作/建築巧房(3)國武建設。
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