2017/01/29

【愛知まちなみ建築賞】大賞に企業博物館、工場の「MIZKAN MUSEUM」を選定


 愛知県は第24回「愛知まちなみ建築賞」の受賞7作品を決めた。大賞には企業博物館、工場「MIZKAN MUSEUM」(半田市中村町)を選定した=写真(提供:エスエス名古屋支店)。建築主はMizkan Holdings、設計者はNTTファシリティーズ、施工者は竹中工務店。31日に名古屋市東区の愛知芸術文化センターで表彰式を開く。

 同賞は、県内の良好なまちなみ景観の形成や魅力と潤いのあるまちづくりに貢献する建築物やまちなみを表彰するため、1993年に創設した。今回は応募109作品を選考委員会(委員長・伊藤恭行名古屋市立大教授)が審査し、受賞者を決定した。

 大賞を除く受賞6作品は次のとおり((1)用途(2)建築主(3)設計者(4)施工者)。
 ▽愛知県立愛知総合工科高等学校(名古屋市千種区星が丘山手)=(1)高等学校(2)愛知県(3)久米設計(4)戸田建設・名工建設JV、鈴中工業、中京スポーツ施設、岩間造園。
 ▽JPタワー名古屋(同市中村区名駅1)=(1)事務所、郵便局、店舗、カンファレンス、駐車場(2)日本郵便、名工建設(3)日本設計(4)竹中工務店。
 ▽ソトマで育てる、ソトマでつながる(日進市赤池町)=(1)専用住宅(2)-(3)名古屋大学脇坂圭一研究室/ヒュッゲ・デザイン・ラボ、笹野空間設計(4)丸長ホーム(A棟)、成正建装(B・C棟)。
 ▽大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区名駅3)=(1)事務所、店舗(2)三菱地所(3)三菱地所設計(4)清水建設。
 ▽法連町の家(安城市法連町)=(1)専用住宅(2)-(3)佐々木勝敏建築設計事務所(4)丸長ホーム。
 ▽杜のひかりこども園(豊田市大清水町)=(1)認定こども園(2)正紀会(3)D・I・G Architects、久田屋建築研究所(4)太啓建設・伊藤建設JV。
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